仮想通貨10SET(10セット)とは?価格、将来性、買い方を解説

近年、暗号資産の世界では新たなトークンが次々と登場しています。その中でも特に注目を集めているのが10SET(テンセット)です。

しかし、この10SET(テンセット)という新たな仮想通貨について、その特性や価格推移、将来性、どのように購入すればよいのかを具体的に理解している人はまだまだ少ないかもしれません。

そこで今回の記事では、これからの投資に活かすために、10SETの概要から特徴、価格の動き、将来に向けた展望、そして購入方法までを分かりやすく解説します。

10SET(10セット/TENSET)3つの特徴

上場投資信託の仮想通貨版
デフレトークンである
ステーキングができる

10SET(10セット/TENSET)の特徴としては上記3つがあげられます。

ここからそれぞれの特徴について詳しく解説していきます。

上場投資信託の仮想通貨版

10SETは、上場投資信託の特徴を持ちながらも仮想通貨としての利便性を実現することを狙っています。

これは非常に魅力的です。なぜかというと、上場投資信託の特徴を備えながら、ブロックチェーン技術を活用した分散化や取引の透明性を実現しているからです。

10SETは特定の資産を一つのカタマリとしてまとめ、トークン化しています。これにより、ユーザーは仮想通貨を通じて複数の資産に一括投資することができます。また、ブロックチェーン上でのトランザクションの記録や運用の透明性も提供されるため、投資家はより安心して参加できるでしょう。

具体例として、10SETには株式、債券、不動産など、様々な資産となるものが含まれています。そのため、例えば株式が下がったとしても、債権や不動産の価格が上がって株式の下げた分を補えれば、全体の価格としてはさほど影響はないということですね。

このように、投資家にとってはリスク分散が可能となります。

デフレトークンである

10SETはデフレトークンとして設計された仮想通貨です。

デフレトークンとは何かというと、そのトークンの総供給量が時間とともに減っていくことを指します。

この供給量の減少は、トークンが一定の条件下で「燃焼」されることにより発生します。燃焼というのは、永久に供給から取り除かれることをいいます。

10SETの場合、トークンが送金されるたびにトークンの一部が燃焼されます。つまり、この通貨はトランザクションが行われるたびに供給量が徐々に減少していきます。その結果、10SETの需要が続く限り、10SETの価格は上昇することが期待できます。

ステーキングができる

10SETはその構造上、ステーキングという投資方法を用いることができます。

ステーキングとは、銀行での預金利息を得るという概念に似ていますが、ステーキングできる仮想通貨を持つことでネットワークのセキュリティを支えます。そして、その代わりに報酬を得るという仕組みなんですね。

10SETの場合、このトークンを持っていると、取引が行われる度に一部のトークンが「燃焼」され、その一部がステーキングしているトークンホルダーに分配されます。つまり、「ステーキング」することで勝手にお金が入ってくるということです。

具体的には、10SETのトークンがトランザクション(送金や取引)の度に2%が燃焼され、そのうちの一部がステーキングしているユーザーに再分配されます。

10SET(10セット/TENSET)の価格推移

10SETがリリースされてから2023年の6月21日までの、10SETの価格推移のチャートがこちらです。(転載:CoinMarketCapより)

最初は10SETが期待されていたからか、一時600円を超える価格まで上昇しました。

その後はいったん下がるものの、ビットコインの価格上昇につられるように10SETの値段も揚がっていきました。

しかし、ビットコインが2022年前半から急落し、仮想通貨市場全体が冷え込んだ影響を受け、10SETも価格がどんどん下がっています。

2023年6月現在、ビットコインの価格が回復していっており、さらに最高値を2年ほどかけて更新するのではないかという見解もあります。

併せて、次の将来性の部分も考えると、10SETも価格が回復していくことが予想されます。

10SET(10セット/TENSET)の将来性

10SET(TENSET/テンセット)の将来性は以下の点で考えると、期待できると言えます。

  1. ETF(上場投資信託)を運用できる
  2. 供給量が減少して価値が高まる
  3. 海外の大手取引所で取り扱い可能
  4. メタバースとPlay to Earnへの進出を発表
  5. 分散投資としての側面があること

10SET(テンセット)はETFの仕組みを仮想通貨に応用したものなので、既存の株式投資家が購入する可能性があります。

また供給量が徐々に減っていく仕組みを採用しているため、長期的に価値が高まる可能性があると言えるでしょう。

10SET(10セット/TENSET)の買い方

10SET(TENSET/テンセット)の購入手順は以下のようになります。

まず、国内の取引所でビットコインまたは他の仮想通貨を購入しましょう。そして、その購入したビットコインを海外の取引所に送金します。国内取引所では10SETの直接取り扱いはないからです。

具体的な手順としては、まずBINANCEで口座を開設します。それからMetaMaskをインストールしましょう。

次に国内取引所で購入した仮想通貨をBINANCEへ送金し、その一部をバイナンスコイン(BNB)に交換します。そして、その交換したBNBをMetaMaskに送金し、最終的にパンケーキスワップでBNBと10SETを交換しましょう。

10SET(10セット/TENSET)に関するQ&A

  • 10SET(10セット/TENSET)は売れない?
  • 10SET(10セット/TENSET)がバイナンスに上場する可能性は?
  • テンセットインフィニティとは?

仮想通貨10SET(10セット)に関してよくある疑問は上記の通りです。

ここから、それぞれの疑問について詳しく解説していきます。

10SET(10セット/TENSET)は売れない?

仮想通貨市場において、10SET(10セット/TENSET)が売れないのではないかという懸念があります。しかし、その理由と具体例を考慮すると、必ずしも売れないとは言えないと思います。

まず、10SETは新興の仮想通貨であるため、まだ広く認知されていないかもしれません。

その理由としては、当然ですが、仮想通貨市場は非常に競争が激しく、数多くのプロジェクトが存在します。なので、新たなものやマイナーなプロジェクトが注目を浴びるためには、独自性や魅力的な特徴を持つ必要があります。そのプロジェクト自体の魅力や市場の需要と供給のバランスによって価格は決まるわけですからね。

今後の適切なプロモーションと効果的な情報発信によって10SETが注目を浴びれば、価格上昇は期待できると言えると思います。

10SET(10セット/TENSET)がバイナンスに上場する可能性は?

10SET(テンセット)はすでに5つの取引所に上場しています。つまり、上場するための厳格な審査をクリアしている仮想通貨だということですね。

また、ブロックチェーンの安全性を審査するCertiKの監査もクリアしています。これは、バイナンスなどの大手取引所に上場するための重要なものです。

さらに、CertiKによる10SETの審査が行われていることから、バイナンスへの上場の可能性があると見られているんですね。

ただ、もう一つ。上場するには10SETを大量に保有する投資家が増えることも重要な要素です。でないと、取引所もあまりうまみがないですからね。

テンセットインフィニティとは?

テンセットインフィニティは、ステーキング(暗号資産を一定期間預けること)を利用した報酬システムのこと。投資者はテンセットを預けることで報酬を得られるんですね。

このインフィニティはレギュラーステーキングとプレミアムステーキングの2種類があり、前者はテンセットを報酬として、後者はテンセットに加えてインフィニティエアドロップを報酬として受け取ることができます。

ちなみに、エアドロップは無料でトークンを配布するマーケティングの一環です。現在43のプロジェクトが参加しているので、このエアドロップを活用すれば、投資者は手間やコストをかけずに自分の資産を増やすことができるというわけですね。

まとめ:10SET(10セット/TENSET)は将来性が期待できる

10SETがリリースされてからは、2023年6月時点では価格がかなり下がっていってる状況です。

しかし、10SETが持つ特徴や今後の仮想通貨市場の盛り上がり予測から、今後10SETの価格が上昇していく可能性があります。

また、株式市場と仮想通貨をつなぐプロジェクトということもあり、期待が持てると考えても良いかもしれません。

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